台風被害の鉄道、6年半ぶりに復旧

2009年10月の台風によって、一部が不通になっていた三重県津市山間部~松阪市間のJR名松線が6年半ぶりに復旧したという。
一番列車には約220人が乗り込み、沿線にも多くの住民が見守りにきていたそうだ。
一番列車出発の伊勢奥津駅では復旧を祝して式典が行われ、JR東海の柘植康英社長は「県と津市の支えでこの日を迎えられた。地域の方と共に知恵を出し合い、新しい名松線に一人でも多くの方に乗っていただきたい」と話した。
台風の被害は、路線に土砂が流れ込むといったもので、全区間43.5キロ中の17.7キロが不通になりバスによる代行運転行われていた。
JR東海は、当初鉄道を廃線しバスに切り替えると提案していたが、住民らが署名で撤回を要請。このためJRは、県と津市が水路整備などを行うことを条件に存続を決めたという。復旧した区間の利用者数は1日で90人ほどだった。
6年半という長い月日がかかったが、住民らの念願が叶ってよかった。