ドンキ違法長時間労働の疑い

大手ディスカウントストア、激安の殿堂として知られる「ドン・キホーテ」が従業員に違法な長時間労働をさせていた疑いがあるとわかった。東京労働局は、労働基準法違反の疑いで法人としての同社並びに東京エリアを管轄する支社長と店長ら数人を検察当局に書類送検する方針だという。
従業員に過酷な労働を強いる所謂「ブラック企業」の対策として、厚生労働省は、東京と大阪の労働局に「過重労働撲滅特別対策班」を立ち上げるなどして監視強化。対策班による書類送検は3例目となったそうだ。
関係者への取材によると、同社は東京・多摩地域などの複数店舗において、従業員に対し労基法に基づく労使協定で定めた上限を超える時間外労働をさせた疑いが持たれているという。
対策班が昨年6月中旬、違反の疑いで同社本社など関係箇所を家宅捜索し、押収資料の分析、労務管理の実態を調査した。これにより現在、すでに違法状態は解消された。
同法に違反して残業させた場合、6月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられるという。
最近では、ブラックと噂された某アパレル会社が週休3日制度を導入したことで話題となった。しかし、一方ではこのようなブラック企業の数はまだ多い。日本の経済はブラック企業がすべてなくなると回らなくなるという話もあるが、根絶させられる日はくるのか。