魚が緑色に日かったら要注意

有害物質に触れると緑色に光り、変形する小さな魚が中国での製品の安全性向上に向けた最先端の取り組みの一つとして登場した。
中国の著名ベンチャーキャピタリストが支援する香港の新興企業バイダージェントバイオテクノロジーは、魚を使って1000種類を超える有毒化学物質を検出できる手法を開発したと発表した。病気を引き起こす汚染物質を医薬品や食品などのメーカーが特定するのに役立つ可能性があるという。
この技術は遺伝子を組み替えたゼブラフィッシュの稚魚と特殊な方法で発育に影響を与えたメダカを使用しており、人体に有害となりうる物質を事前に調べることができるという。費用は300ドルで検査機関は2日間ほど。この手法によって製品の安全確認作業を迅速化できる可能性があるとしている。
同社が検査用に開発した魚は特定の毒物に触れると緑色に光り、一部の有害な化学物質にさらされると尾などに異常が生じるとのこと。同社創業者らは特に食の安全分野にこの技術を適応しようと考えているそうだ。中国では一部の商品に信頼性が乏しい。10年前には食の安全性に本当の意味で注意を払う人はいなかったが、今では誰もがそれを最優先に考えているという。この魚の登場によって中国の食品の安全性が改善されればいいのだが。